2023年4月27日
KISSsoftシャフト強度計算では、FKMガイドラインに準拠した等価応力評価という形で疲労強度計算を行うことができます。
この評価は、従来の振幅による評価と同等とされています。等価応力評価により、新たに負荷の低減に従った異なる応力を考慮することができます(例:レインフローマトリクス)。負荷の低減は、荷重スペクトルにおいて定義されますが、これは、直接、表入力により、またはテキストファイルからインポートにより行うことができます。
荷重スペクトルの平均応力Sm = 0 と応力比 R = -1への換算により、評価する被負荷側への異なる応力の影響を考慮することができます。このために、荷重スペクトルにおける負荷の低減ごとに振幅係数KAK が計算されます。これにおいては、過負荷低減2、つまり一定の応力関係が想定されます。
これによりFKMガイドラインに準拠したシャフトの強度計算を、レインフローマトリクス荷重スペクトルの影響のもとに行うことができます