2022年4月7日
グリーソン社が主催する2022年4月26日~28日のオンラインイベントでは、eDriveトランスミッションの設計・加工・測定に関するトピックが目白押しです。この3日間にわたるイベントでは、1日に1つのテーマを取り上げ、eDriveトランスミッションに特化した開発に対する技術的要求や課題について、とりわけトランスミッションの静粛性(ギヤノイズ)に焦点を当てます。
初日は、eDriveトランスミッションの解析を取り扱い、弊社のDr. Aljaž PogačnikがeDriveシステムにおけるトランスミッション設計の様々な側面について説明いたします。高回転数、負荷分散、低励振、高かみ合い率、摩耗リスク、ハウジング変形など、eDrive用のトランスミッションの最適設計はそれだけでも1つの専門領域を成しています。
セミナーでは、個々の要件をどのようなギヤの幾何形状の選択により満たすことができるのかが示されます。今回のオンラインセミナーでは、設計者にとって身近なかみ合い幾何形状の最適化に集中できるように、材料の選択や熱処理の最適化については、意図的に除外されています。今回のセミナーで議論されるのは、マクロ諸元、歯面修正、そして加工誤差の3つです。また、トルクの回転方向切替の頻度が高い場合におけるテストベンチで計測されたトルクの時系列測定データを利用した強度計算の特徴についても取り上げます。
eDriveイベントは、世界の様々な時間帯に対応できるように1日に3セッションで英語にて3日間にわたって開催されます。イベントにご参加いただく場合は、こちらのリンクからご登録いただけます。参加は無料です。